「山内エコクラブ」は、滋賀県甲賀市を中心として活動する小規模な「こどもエコクラブ」です。地域のお年寄りから昔話や、地域のことをお聞きしたり、一緒に田んぼや畑でお米や野菜を作っていました。2012年３月、滋賀県の代表として「こどもエコクラブ全国フェスティバル」に参加したとき「いきものみっけファームin松本」がスタートしたことを知ります。

　「いきものみっけファームって何だろう？」と思いましたが、聞け聞くほど、山内エコクラブのサポーターたちがやろうとしていること・やりたいと思っていることだと感じたそうです。いきものみっけファームで使う「米の精」のことも、しっかり理解しようと、何回も勉強会を重ねました。地元で農業を営む方々も米の精を使った農法に関心を持ち、試しに使ってみると、これが理想的な肥料になることを知り、もっともっと、この農法を広めたいと思ったそうです。

　琵琶湖の水と生きものは滋賀県のシンボル。琵琶湖を取り巻く山と里は、きれいな水とたくさんの生きものを育む大事なところです。大規模化・機械化が進めにくい川の上流域の田んぼは、これから経営が厳しくなると考えられています。いきものみっけファームで、安心・安全、健康、環境などの付加価値をつけ、豊かな山と里の風景をいつまでも残して行きたい、滋賀の人たちはそう願っています。

2012 （H24)年12月22日

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